沿革

スイスから世界へ、

クレディ・スイスのあゆみ

誕生。創業者はスイス鉄道網を確立した稀有の企業家でした

クレディ・スイスは、スイスの企業家であり政治家でもあったアルフレッド・エッシャー(1819年~1882年)によって設立されました。アルフレッド・エッシャーは、その地理的背景から、スイスがヨーロッパで
経済的、文化的に孤立することを避けるために、アルプスを横断する鉄道網の整備を、不屈の精神と
実行力で実現させた人物です。

この鉄道建設事業の資金調達を目的として設立されたのが、クレディ・スイス銀行の前身、スイス信用銀行でした。クレディ・スイスの誕生は、産業化の波が訪れつつあったスイスにおいて、まさに時代の要請に応えるものでした。

後に、アルフレッド・エッシャーは、スイスの発展のために多大の功績があった人物として顕彰され、チューリッヒ駅前には彼の大きな銅像が建てられました。エッシャーの真摯で積極的な姿勢や開拓精神は、クレディ・スイスの企業精神の土台として、今日も受け継がれています。

160年の伝統。それは、革新の歴史です

1856年

スイスの事業家アルフレッド・エッシャーが、鉄道建設事業のファイナンスを主な

目的として、クレディ・スイスの前身であるスイス信用銀行(SKA)をチューリッヒに設立。 

1882年 

クレディ・スイスの融資により、アルプスに、ヨーロッパ全土を結ぶ、ゴットハルト・

トンネルが開通。

1932年

ザ・ファースト・ナショナル・バンク・オブ・ボストンの子会社として、ザ・ファースト・

ボストン・コーポレーションが設立される。2年後には米国初の公開証券会社に。

1940年

クレディ・スイスがスイス国外に最初の支店を設置 (ニューヨーク)。 

1962年

スイス初のドライブイン銀行を設置。

1978年

クレディ・スイスとザ・ファースト・ボストン・コーポレーションの提携開始。 

1988年

ザ・ファースト・ボストン・コーポレーションを買収。

1996年

CSホールディングがクレディ・スイス・グループに名称変更し、クレディ・スイスと

クレディ・スイス・ファースト・ボストンのホールディング・カンパニーとなる。 

1997年

スイスの大手銀行として初めてインターネット・バンキング・サービスの提供を開始。

1998年

クレディ・スイス・ファンド・ラボを立ち上げる。このオープン・プラットフォームにより

投資家は各ファンドのパフォーマンスを比較できるようになる。 

2005年

過去最大級となった中国建設銀行のIPOで共同主幹事を務める。

2006年

プライベート・バンキング、インベストメント・バンキング、アセットマネジメントの各部門を統合し、新生クレディ・スイスが発足。部門間の相乗効果を生かした革新的サービスを実現。 

日本におけるあゆみ。半世紀を越えて、日本の発展を見つめてきました

1959年

ファースト・ボストン(現クレディ・スイス)、日本政府による戦後初の国債海外起債で単独引受幹事を務める

1972年

ザ・ファースト・ボストン・コーポレーション東京駐在員事務所開設

1977年

クレジット・スイス(現クレディ・スイス銀行)東京支店 銀行免許取得

1985年

ファースト・ボストン証券会社東京支店開設

2000年

アンブロウズ・キャピタル・リミテッド東京支店(現クレディ・スイス・プリンシパル・インベストメンツ・リミテッド東京支店)開設

2006年

日本法人への移行にともないクレディ・スイス証券株式会社が営業開始

2009年

日本においてプライベート・バンキング業務を開始。

2012年

HSBCの日本におけるプライベート・バンキング事業の買収を完了。

大阪、名古屋にオフィスを開設。